“こゝろばへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
心性33.3%
心操33.3%
氣質33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は貴方を愛してゐるのですから。私は貴方の神の手から貴方を離してしまひたいのですから。貴方の神の前では、大ぜいの尊い心性こゝろばへの人たちが、愛の血を流します。
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)
同じ菩提の道の友なり、其心操こゝろばへの浅間ならぬも夜深の参詣に測り得たり。
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
我には世に、名をアラージヤといふひとりのめひあり、わがうからの惡に染まずばその氣質こゝろばへはよし 一四二—一四四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)