“ここもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
爰元50.0%
爰許16.7%
茲元16.7%
茲許16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御主人ヘ被対(むかわせられ)如何ト奉存候、此儀私ニハ御構不被成候(おかまいなされずそろ)テ可然(しかるべく)奉存候、此段御直ニ可申上ト存候ウトモ御承引ナサルマジク候ニ付、態(わざ)ト不申候(もうさずそろ)テ爰元(ここもと)ヘ参居シ、御船ノ儀ハ幾重ニモ御断申候(おことわりもうしそろ)
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
態(わざ)と申進候天人天降り被成供せんちよふむていは天主様より火のすいちよ被成候間何者なりとも吉利支丹(きりしたん)に成候はゞ爰許(ここもと)へ早々可有御越候村々庄野乙名草々御越可有候島中に此状御廻可有候せんちよ坊にてもきりしたんに成候はゞ被成御免候恐惶謹言。
島原の乱雑記 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
茲元(ここもと)片(かた)や近江屋片やお艶のまたとない取組となったある日のこと——。
千載茲許(ここもと)に寄せては返す女浪(めなみ)男浪(おなみ)は、例の如く渚を這(はい)上る浪頭の彼方に、唯形(かた)ばかりなる一軒立(だち)の苫屋(とまや)あり。
片男波 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)