“こくうん”の漢字の書き方と例文
語句割合
黒雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど、徐々に、片手に剣をさげた武蔵の姿が、沛雨はいうをつつんだ一黒雲こくうんのように、敵のしんへ、やがて降りかかるものを、恐怖させていたことはたしかである。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「しかしこの怪事件について、博士はじぶんの上に疑惑ぎわく黒雲こくうんを、呼びよせるようなことをしている」
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
よ、巨浪なみいかりててんき。 黒雲こくうんひくうみる。