“こうぎょうもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
興行物83.3%
興業物16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このみなみくにあつ午後ごごのこと、まちのはずれの広場ひろばでいろいろと手品てじなや、うたや、おどりなどをしてみせている興行物こうぎょうものがありました。そのなかには、このしろいくまのダンスもじっていました。
白いくま (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのうちに公園内の興行物こうぎょうものが皆はねてしまった。池の周囲まわりの人影はすくなくなって来たが、小女こむすめは姿を見せなかった。彼は山の上のベンチや林の中のベンチに腰をかけて、疲れた足を休めなどした。
水魔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
それからひととおりのことを教わったのですが、私には、みょうにを好む性癖がありまして、今でしたら飛行機にも乗ったでしょう、珍らしい遊戯とか、興業物こうぎょうものとかがあると
港の妖婦 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)