“こうあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抗愛33.3%
狎愛33.3%
黄埃33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今あなたさまのお名前は、砂漠よりも広く、抗愛こうあい山脈よりも高い勢い、砂漠を徘徊はいかいする虎と申せば、あなた様のことと伺いましたが、偉い大将におなり遊ばしたものでございます。
その親寵しんちょう狎愛こうあいさまは、たれの目にも、ただこの美少女を可憐かれんとするものとは見えなかった。
燕王戦んで営にかえるに、塵土じんど満面、諸将もる能わず、語声を聞いて王なるをさとりしという。王の黄埃こうあい天にみなぎるの中にって馳駆奔突ちくほんとつして叱咜しった号令せしの状、察すきなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)