“けつかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
缺陷50.0%
欠陥25.0%
缺陥25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人生の缺陷（けつかん）
太陽の子 (旧字旧仮名) ／ 福士幸次郎(著)
しかし大久保（おほくぼ）の場合（ばあひ）は、その欠陥（けつかん）が少（すこ）し目（め）に立（た）ちすぎた。彼（かれ）は或（あ）る意味（いみ）では誇大妄想狂（こだいまうさうきやう）であつたが、或（あ）る意味（いみ）ではまた病的天才（びやうてきてんさい）とでも言（い）ふべき種類（しゆるゐ）のものであつた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) ／ 徳田秋声(著)
社會の組織、社會の制度、社會の状態、社會の缺陥（けつかん）＝＝何故人間社會には、法律（はふりつ）の條文（でうぶん）と巡（じゆん）査の長劍（ちやうけん）が必要なのであらうか。
平民の娘 (旧字旧仮名) ／ 三島霜川(著)