“けいせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
螢雪50.0%
蛍雪40.0%
磬折10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
法諱(おんな)を聞けばそのころの三歳児(みつご)も合掌礼拝すべきほど世に知られたる宇陀(うだ)の朗円上人(ろうえんしょうにん)とて、早くより身延(みのぶ)の山に螢雪(けいせつ)の苦学を積まれ、中ごろ六十余州に雲水の修行をかさね
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
こうした大貴族の家に生まれて、栄華に戯れてもいるはずの人が蛍雪(けいせつ)の苦を積んで学問を志すということをいろいろの譬(たと)えを借りて讃美(さんび)した作は句ごとにおもしろかった。
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
と見れば後(あと)の小舎(こや)の前で、昇が磬折(けいせつ)という風に腰を屈(かが)めて、其処に鵠立(たたずん)でいた洋装紳士の背(せなか)に向ッて荐(しき)りに礼拝していた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)