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くわんが
ふりがな文庫
“くわんが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
官衙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
官衙
(逆引き)
官衙
(
くわんが
)
の掲示も商店の看板も英仏
埃及
(
エジプト
)
の三語で書かれて居る。清国の革命騒ぎも
此処
(
ここ
)
では
最早
(
もはや
)
問題に成らない代りに伊土の戦争が適切な問題に成つて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
会社
官衙
(
くわんが
)
の昼間の勤めをすませて、夕方早く家に帰つて来べき筈の
良人
(
をつと
)
が、途中でぐれて外で夜更かしをするといふことは、うちで待つてゐるその妻にとつては堪へがたい苦痛に相違ない。
茶話:10 昭和三(一九二八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
大抵封建時代の城址をその公園にして、其一部に兵営があつたり、行政
官衙
(
くわんが
)
があつたりする。そしてその街には屹度東京の浅草公園とか大阪の千日前とかを小さくしたやうな賑かな一角を持つて居る。
町
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
「
止
(
と
)
まれ」の声と共に決闘は終つた。医師は急いで両君に繃帯を施し、立会人等は
官衙
(
くわんが
)
へ差出す始末書を
認
(
したゝ
)
めて署名した。
併
(
しか
)
しカイアヹエ君とマス君とは
此
(
この
)
決闘に
由
(
よ
)
つて満足するを
肯
(
がへん
)
じない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
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