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くろかわおどし
ふりがな文庫
“くろかわおどし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒皮縅
66.7%
黒革縅
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒皮縅
(逆引き)
義盛は、唯一騎で、百騎の中に駆入ったかと思うと、何と言い含めたものか、四十近い
黒皮縅
(
くろかわおどし
)
の
鎧
(
よろい
)
を着た男を連れて帰って来た。
現代語訳 平家物語:11 第十一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
黒皮縅
(
くろかわおどし
)
の鎧を着て二十四差した
黒縨
(
くろほろ
)
の矢を負い、
塗籠籐
(
ぬりごめとう
)
の弓を脇にかいばさんだ勇ましい姿であったが、
兜
(
かぶと
)
を脱いで背中にかけ、
箙
(
えびら
)
から、
小硯
(
こすずり
)
と
畳紙
(
たとうがみ
)
を取りだすと、すぐ願書を書きはじめた。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
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黒革縅
(逆引き)
で、
本文
(
ほんもん
)
通り、
黒革縅
(
くろかわおどし
)
の
大鎧
(
おおよろい
)
、
樹蔭
(
こかげ
)
に沈んだ色ながら
鎧
(
よろい
)
の
袖
(
そで
)
は
颯爽
(
さっそう
)
として、
長刀
(
なぎなた
)
を軽くついて、少し
屈
(
こご
)
みかかった広い胸に、
兵
(
えもの
)
の
柄
(
え
)
のしなうような、智と勇とが満ちて見える。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
くろかわおどし(黒革縅)の例文をもっと
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