“ぎょふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
漁夫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それかあらぬかロセッチのいた絵に地中海で漁夫ぎょふを迷わすサエレンという海魔に持たしてあるのは日本のことだ、しかもそれが縦にしてある
二面の箏 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
不思議なこともあればあるものです、わたし先刻さっきまつさんに殺された夢を見て、思わずキャッと叫ぶと、眼が覚めたのですと、いったので、その漁夫ぎょふも、それを聞いて不思議に思ったから
月夜峠 (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
漁夫ぎょふ一登場、びくを岩の上に置きあみを打つ。
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
その近傍きんぼうある海岸の村に住んでいる二人の漁夫ぎょふが、ある月夜に、近くの峠を越して、深い林の中を、二人談はなしながら、魚類の沢山入っている籠を肩にして、家の方へ帰って来ると、その途中で
月夜峠 (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
漁夫ぎょふ(男、女、童子ら数人)
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)