“きょじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巨獣44.4%
居住33.3%
拠住11.1%
据銃11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は七つの金魚池の青いゆがみの型を、太古の巨獣きょじゅうの足跡のように感じ、ぼんやりとその地上の美しい斑点に見とれていた。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
指さすかなたを注視ちゅうしすれば、おいしげる灌木林かんぼくりんをおしわけて、一個のぞうのような巨獣きょじゅうがすすんでくる。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
さて島では、その日のお昼すぎに、居住きょじゅうの用意がいちおうととのった。そこで探検隊は、本来の仕事につくことになった。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして無住むじゅうどうようになっていたので、秀吉ひでよし呂宋兵衛るそんべえに、てんおか居住きょじゅうすることをゆるした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むかし秩父から山を下りて来た畠山の子孫が、武蔵野に拠住きょじゅうして江戸氏を唱えましたが、その中で有名なのは、頼朝が石橋山の合戦に破れて安房から上総に入って軍勢を催したときに馳せつけた江戸太郎重長であります。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
門柱にもたれて見ていると、すぐ前でジープがとまって、拳銃を持った鉄兜の将校が自動小銃を据銃きょじゅうした海兵隊を二人、両わきにひきつけながらあたしのほうへまっすぐ歩いてくる。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)