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巨獣
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きょじゅう
ふりがな文庫
“
巨獣
(
きょじゅう
)” の例文
旧字:
巨獸
彼は七つの金魚池の青い
歪
(
ゆが
)
みの型を、太古の
巨獣
(
きょじゅう
)
の足跡のように感じ、ぼんやりとその地上の美しい斑点に見とれていた。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
一行が沼のほとりをたどってゆくと、とつぜん一個の
巨獣
(
きょじゅう
)
が、がさがさと音をたてて、
灌木林
(
かんぼくばやし
)
のなかへ身をひそめた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
口笛を吹いて、せっかくおとなしくしている恐竜をよび、
巨獣
(
きょじゅう
)
どもを怒らせてはたいへんだ。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
指さすかなたを
注視
(
ちゅうし
)
すれば、おいしげる
灌木林
(
かんぼくりん
)
をおしわけて、一個のぞうのような
巨獣
(
きょじゅう
)
がすすんでくる。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
仔蠅にしては、何という大きな
巨獣
(
きょじゅう
)
(?)になったのであろうか。
蠅
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
とたんに、かれらは前面の森から
殺奔
(
さっぽん
)
しくる、一個の
巨獣
(
きょじゅう
)
を見た。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「あの
巨獣
(
きょじゅう
)
は、おとなしいだけに、いったん怒らせると、ものすごくあばれるんだ。これはぐずぐずしていると、とばっちりが、こっちへまわってくるぞ。おう、みんな。今のうちに安全なところへ
避難
(
ひなん
)
するんだ」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“巨獣”の意味
《名詞》
巨獣(きょじゅう)
大いなる獣。巨大な獣。
(出典:Wiktionary)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
獣
常用漢字
中学
部首:⽝
16画
“巨獣”で始まる語句
巨獣恐竜