“きょくちょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
局長50.0%
曲調50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その慙恨ざんこんじょうられて、一すいだもせず、翌朝よくちょうついけっして、局長きょくちょうところへとわび出掛でかける。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
清元きよもとの一派が他流のすべからざる曲調きょくちょうの美麗を托した一節いっせつである。長吉は無論太夫たゆうさんが首と身体からだ伸上のびあがらして唄ったほど上手に、かつまたそんな大きな声で唄ったのではない。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)