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きょき
ふりがな文庫
“きょき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
歔欷
88.0%
嘘唏
8.0%
虚器
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歔欷
(逆引き)
と涙を
揮
(
ふる
)
って痛論せしかば、満場
寂
(
せき
)
として云うところを知らず。唯、証人席に在りしアリナの実父母が
歔欷
(
きょき
)
するあるのみ。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
きょき(歔欷)の例文をもっと
(22作品)
見る
嘘唏
(逆引き)
臨終のあわれを話して「そうお言いだったそうですってね——もうもう二度と女なんかに生まれはしない」——言いかけて婦人はとうとう
嘘唏
(
きょき
)
して話をきってしもうた。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
きょき(嘘唏)の例文をもっと
(2作品)
見る
虚器
(逆引き)
孔叔圉
(
こうしゅくぎょ
)
が死に、其の未亡人で蒯聵の姉に当る
伯姫
(
はくき
)
が、息子の
悝
(
かい
)
を
虚器
(
きょき
)
に擁して権勢を揮い始めてから、漸く衛の都の空気は亡命太子にとって好転して来た。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
きょき(虚器)の例文をもっと
(1作品)
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