“きむか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
来向66.7%
来朝33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日並ひなみし皇子みこみことうまめて御猟立みかりたたししとき来向きむかふ 〔巻一・四九〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
長崎の港をよろふむら山に来向きむかふ春の光さしたり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
往古いにしへに富める人は、四〇天の時をはかり、地の利をあきらめて、おのづからなる富貴ふうきを得るなり。四一呂望りよぼうせいほうぜられて民に産業なりはひを教ふれば、海方うなべの人利に走りて四二ここに来朝きむかふ。