“がくしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
学生87.5%
学匠12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふつうの学生がくしょうたちとまじって、範宴は、朝は暗い内から夜まで、勤行ごんぎょうに、労役に、勉学に、ほとんど寝る間もなく、肉体と精神をつかった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
学生がくしょうと堂衆が仲が悪く、合戦に及ぶ事も何度かあり、その度に学生が負け、何人かの学生が命を失い、山門の滅亡も時間の問題かと思われてきた。
べん游侠ゆうきょうの徒、仲由ちゅうゆうあざなは子路という者が、近頃ちかごろ賢者けんじゃうわさも高い学匠がくしょう陬人すうひと孔丘こうきゅうはずかしめてくれようものと思い立った。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)