“がいだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
咳唾83.3%
階建16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古人は咳唾がいだたまを成すということをいいましたが、一茶のは咳唾どころじゃありません、呼吸がみな発句ほっくになっているのです、怒れば怒ったものが発句であり
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
不断の楽想は泉の如くいて、咳唾がいだことごとくたまの感であった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
二人ふたりはあちらにえる、しろった三階建がいだての家屋かおくましたときに、それがなんであるかすらもよくわからなかったのでした。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)