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かんもんじ
ふりがな文庫
“かんもんじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
閑文字
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閑文字
(逆引き)
頬杖をつき、読みさしの新聞に
対
(
むか
)
ひしが、対手酒のほろ酔と、日当りの暖か過ぐると、新聞の記事の
閑文字
(
かんもんじ
)
ばかりなるにて、
終
(
つい
)
うと/\睡気を催しぬ。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
ただこの神経衰弱と狂気とは
否応
(
いやおう
)
なく余を
駆
(
か
)
つて創作の方面に向はしむるが故に、
向後
(
きょうご
)
この『文学論』の如き学理的
閑文字
(
かんもんじ
)
を
弄
(
ろう
)
するの余裕を与へざるに至るやも計りがたし。
『文学論』序
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今の青年
輩
(
はい
)
は
動
(
やや
)
ともすると実用なる科学智識の研究を閑却してヤレ詩を作るの歌を
詠
(
よ
)
むのあるいは俳句を案ずるのと無用な
閑文字
(
かんもんじ
)
に
脳漿
(
のうしょう
)
を
絞
(
しぼ
)
っているが、そんな事は専門家に
委
(
い
)
すべき事だ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
かんもんじ(閑文字)の例文をもっと
(3作品)
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