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かわりもの
ふりがな文庫
“かわりもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
変者
80.0%
変物
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
変者
(逆引き)
何しろこの家の主人というのはよほど
変者
(
かわりもの
)
に相違ない。……待てよおれは、リップ・ヴァン・ヰンクルではないか知ら。……帰って見ると妻は婆になっている。
西班牙犬の家:(夢見心地になることの好きな人々の為めの短篇)
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
何もあの小僧が居なけあ船が出ねえって
理窟
(
りくつ
)
もあるめえし……お
前
(
めえ
)
んとこの
船長
(
おやじ
)
がいくら
変者
(
かわりもの
)
だってそんな無鉄砲な酔狂をして
乗組員
(
のりくみ
)
を腐らせるような
馬鹿
(
ばか
)
でもあんめえ。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
かわりもの(変者)の例文をもっと
(4作品)
見る
変物
(逆引き)
遂
(
つい
)
には男爵どころか県知事の椅子
一
(
ひとつ
)
にも
有
(
あり
)
つき得ず、
空
(
むな
)
しく
故郷
(
くに
)
に引込んで老朽ちんとする人物も少くはない、こういう人物に限ぎって
変物
(
かわりもの
)
である、
頑固
(
がんこ
)
である、片意地である、尊大である
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
かわりもの(変物)の例文をもっと
(1作品)
見る
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