“かれぐさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
枯草100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちよい/\枯草(かれぐさ)をも食べなければならないが、枯草(かれぐさ)の無い時には水だけでも辛抱出来るので、美味(うま)さうに舌打をして水を飲みはじめる。
小草(おぐさ)が数本(すほん)に、その一本を伝わって倒(さかしま)に這降(はいお)りる蟻に、去年の枯草(かれぐさ)のこれが筐(かたみ)とも見える芥(あくた)一摘(ひとつま)みほど——これが其時の眼中の小天地さ。
西日が暖かに縁側にさして、狭い庭には大輪の菊が白く黄いろく咲いていた。畑も田ももうたいてい収穫がすんで、向こうのまばらな森の陰からは枯草(かれぐさ)を燃(も)やす煙(けむり)がところどころにあがった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)