“からいば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
空威張80.0%
殻威張13.3%
壳威張6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空威張からいばりと皮肉と悲痛との交じり合ってる様子だったが、激しやすい大袈裟おおげさな率直なしかもたえず人生に欺かれてる精神が、その下に隠れていた。
およそ幕府の圧制殻威張からいばりは際限のない事ながら、私共が若い時に直接に侮辱ぶじょく軽蔑けいべつを受けたのは、道中の一事でも血気の熱心はおのずから禁ずることが出来ず、前後左右に深い考えもなく、ただ癇癪かんしゃくの余りに
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
一切万事便たよる所なし、日本の不文不明の奴等やつら壳威張からいばりして攘夷論がさかんになればなる程、日本の国力は段々弱くなるけの話で、仕舞しまいには如何どう云うようになり果てるだろうかとおもっ
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)