“かでうがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
箇条書50.0%
箇條書50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といきなり両手を拡げて武者振むしやぶりついたと思ふと、力一杯頭突づつきを食はせた。法律の箇条書かでうがきで一杯詰つてゐる筈の頭は、案外空つぽだつたと見えて、缶詰の空殻あきがらを投げたやうに、かんと音がした。
そのはじめに、成效せいかう祕訣ひけつといふやうなものが箇條書かでうがきにしてあつたうちに、なんでも猛進まうしんしなくつては不可いけないとふ一ヶでうと、たゞ猛進まうしんしても不可いけない、立派りつぱ根底こんていうへつて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)