“かしはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
橿原71.4%
白檮原14.3%
樫原14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉だすき 畝火うねびの山の 橿原かしはらの 日知ひじりの御代みよゆ あれましし 神のことごと つがの木の いやつぎつぎに あめの下 知ろしめししを そらみつ やまとを
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
(こは物部の連、穗積の臣、婇臣が祖なり。)かれかくのごと、荒ぶる神どもを言向ことむけやはし、まつろはぬ人どもを退はらひて、畝火うねび白檮原かしはらの宮四〇にましまして、天の下らしめしき。
白檮原かしはら孃子をとめ (歌謠番號九三)
太平洋のさめと異名を取った樫原かしはら太市船長の顔が、急にぴんと引緊ひきしまった。——伊藤青年は報告紙を見ながら
流血船西へ行く (新字新仮名) / 山本周五郎(著)