“かしここゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彼処此処33.3%
彼処比処33.3%
彼處此處33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見渡せば前は平野ひらのである。り残された大木が彼処此処かしここゝ衝立つゝたつて居る。
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
二人は余の目的を聞き終りて後、空知川沿岸の地図をひらき其経験多き鑑識を以て、彼処比処かしここゝと、移民者の為めに区劃せる一区一万五千坪の地の中から六ヶ所ほど撰定して呉れた。
空知川の岸辺 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
遂には彼處此處かしここゝそらんじたりしが、其後先生の御作にして我が目に觸れしもの一として讀み落したるものもなく、古きをもあさり求めしかば