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かげちか
ふりがな文庫
“かげちか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
景親
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
景親
(逆引き)
相模国の住人、
大庭
(
おおばの
)
三郎
景親
(
かげちか
)
が関東八カ国随一の馬として献上したもので、黒い毛並だが額が少し白い、そこで
望月
(
もちづき
)
と呼ばれた名馬である。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
誇
(
ほこ
)
るではござりませぬが、千坂は、祖先千坂
景親
(
かげちか
)
以来、お付家老を命じられ、
社稷
(
しゃしょく
)
の存亡にもかかわる大事の場合は、上杉家の太守とも同等の権をもって危急を
謀
(
はか
)
るべしと
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高松の城についで頑強と思われたのは、
日幡
(
ひはた
)
の城である。ここには城兵が千余人もたてこもり、中国の豪将日幡
景親
(
かげちか
)
がおり、また
軍監
(
ぐんかん
)
としては、毛利家の一族
上原元祐
(
うえはらもとすけ
)
がこれを
扶
(
たす
)
けていた。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
相模国の住人大庭三郎
景親
(
かげちか
)
が、福原へ差し向けた早馬のもたらした報告は、新都を着々建設して、平家独裁の政府を樹立し一門繁栄の夢をむさぼろうとした平家にとって、驚くべき報告であった。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「思慮の乏しい日幡
景親
(
かげちか
)
どのと共に惨敗を喫するよりは、むしろ……と」
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中国の豪勇日幡
景親
(
かげちか
)
が主将として坐り、その
軍監
(
ぐんかん
)
として、毛利
元就
(
もとなり
)
の
妾腹
(
しょうふく
)
のむすめ
聟
(
むこ
)
、上原
元祐
(
もとすけ
)
が彼を
扶
(
たす
)
けているかたちだが、一方は毛利の
外戚
(
がいせき
)
、一方は
剛骨
(
ごうこつ
)
な勇将、こうふたりが一城にあって
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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