“かぐらざか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神楽坂87.7%
神樂坂9.2%
神楽阪3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家主は牛込神楽坂かぐらざかの、高田屋松次郎という。先代は与七といって、ずっと以前にはその音羽の五丁目で、小さな質屋を営んでいた。
春着はるぎで、元日ぐわんじつあたり、たいしてひもしないのだけれど、つきとあしもとだけは、ふら/\と四五人しごにんそろつて、神樂坂かぐらざかとほりをはしやいで歩行あるく。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
神楽阪かぐらざか。五十銭。」と矢田は君江の手を取って、車に乗り、「阪の下で降りよう。それから少し歩こうじゃないか。」
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)