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神楽阪
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かぐらざか
ふりがな文庫
“
神楽阪
(
かぐらざか
)” の例文
「なるほど小石川の方がよく見えるな。」と川島も堀外の眺望に心づいて同じように向を眺め、「あすこの、
明
(
あかる
)
いところが
神楽阪
(
かぐらざか
)
だな。 ...
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「
神楽阪
(
かぐらざか
)
。五十銭。」と矢田は君江の手を取って、車に乗り、「阪の下で降りよう。それから少し歩こうじゃないか。」
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
矢田の方では君江のいう事を
真
(
ま
)
に受け、最初の晩君江をつれて行った
神楽阪
(
かぐらざか
)
裏の待合へ行き、二時過まで待ちあぐんでいたが、電話さえかかって来ないので、矢田は形勢を察し
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
暑中休暇には二人連れで三日ばかり
箱根
(
はこね
)
へ出掛ける。郊外の家はその前に畳んで
牛込
(
うしごめ
)
矢来町
(
やらいちょう
)
に移っていたので、毎晩手をひきつれて
神楽阪
(
かぐらざか
)
の夜店を見歩く。二人の新婚生活は幸福であった。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
阪
常用漢字
小4
部首:⾩
7画
“神楽”で始まる語句
神楽
神楽坂
神楽師
神楽殿
神楽岡
神楽堂
神楽囃子
神楽舞
神楽笛
神楽歌