“かがりび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
篝火94.2%
炬火5.0%
0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見返れば社殿に上げられた篝火かがりび燈籠とうろうの光はトロリとして眠れるものの如く、立ち止まって見るとドードーと七代の滝の音が聞ゆる。
杉の木立ちのあいだに、ものものしい竹の矢来やらいを結びめぐらし、出口入口には炎々えんえんたる炬火かがりびが夜空の星をこがしています。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
このシュル・モダン婆さんの時世に対するかがりびの如き観察眼と、その達人的な威光の前にタタキ伏せられたものだという。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)