“かいだうすぢ”の漢字の書き方と例文
語句割合
海道筋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから清水港しみづみなととほつて、江尻えじりると、もう大分だいぶん以前いぜんるが、神田かんだ叔父をぢ一所いつしよとき、わざとハイカラの旅館りよくわんげて、道中繪だうちうゑのやうな海道筋かいだうすぢ町屋まちやなか
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それですよ親分、十年も前に勘當されて、暫らく海道筋かいだうすぢをごろついて居ましたが、一年ばかり前、藝妓上げいしやあがりのお半といふ女房と、取つて八つになる、留吉といふ伜を