“かいどうすじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
街道筋60.0%
海道筋40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも道行みちゆきの多い街道筋かいどうすじ、ことに大きな神社や霊場に参詣するみちでは、今も時々は旅客のたもとについてほどこしを求める風儀が残っているぐらいで、もちろん江戸近郊だけの特例ではなかった。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しばらく海道筋かいどうすじをごろついていましたが、一年ばかり前、芸妓げいしゃ上がりのお半という女房と、取って八つになる、留吉という倅をれて帰って来て、図々しくも、田代屋のツイ隣に世帯を持ったものだ
この駕籠舁かごかき海道筋かいどうすじの雲助と違って、質朴しつぼくなこの辺の百姓。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)