“おもいわずら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憂慮50.0%
思煩50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この故に我なんじらにつげん、生命いのちのために何を食い何を飲みまた身体からだのために何をんと憂慮おもいわずらうことなかれ、生命はかてよりまさり身体はころもよりも優れる者ならずや
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
爾らまず神の国とそのただしきとを求めよさらばこれらのものはみななんじらに加えらるべし、この故に明日のことを憂慮おもいわずらうなかれ、明日は明日のことを思いわずらえ、一日の苦労は一日にて足れり。
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
その頃われは父への手前心はもとより進まねど何処か学校の教師にてもやせんと思煩おもいわずらへる折からなり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)