トップ
>
おほまるまげ
ふりがな文庫
“おほまるまげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大丸髷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大丸髷
(逆引き)
父は
歎息
(
たんそく
)
して、無理は無い、
居愁
(
ゐづ
)
らくもあらう、困つた中に成つたものよと
暫時
(
しばらく
)
阿関
(
おせき
)
の顔を眺めしが、
大丸髷
(
おほまるまげ
)
に
金輪
(
きんわ
)
の根を巻きて
黒縮緬
(
くろちりめん
)
の羽織何の惜しげもなく、我が娘ながらもいつしか調ふ奥様風
十三夜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
女の話を訊かうとすると、其處へ
大丸髷
(
おほまるまげ
)
四十前後の、恐ろしく若造りな女が出て來ました。
銭形平次捕物控:042 庚申横町
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
築地
(
つきぢ
)
二丁目の待合「浪の家」の帳場には、
女将
(
ぢよしやう
)
お才の
大丸髷
(
おほまるまげ
)
、頭上に
爛
(
きら
)
めく電燈目掛けて
煙草
(
たばこ
)
一と吹き、
長
(
とこしな
)
へに
嘯
(
うそぶ
)
きつゝ「議会の解散、戦争の
取沙汰
(
とりざた
)
、此の
歳暮
(
くれ
)
をマア
何
(
ど
)
うしろツて言ふんだねエ」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
おほまるまげ(大丸髷)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
おおまるまげ