“おひめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
負債50.0%
25.0%
負目25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心の負債おひめを早く払つてしまひたいのだ、ただそれだけなのだ、と栄蔵は想像した。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
我はその後善き王テバルドのしもべとなりてこゝにわがつとめをはづかしめ、今この熱をうけてそのおひめを償ふ 五二—五四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
頑固な気性がつひした借金の負目おひめとなつて、釜貞は、一月二月と経つうちに、破れ障子破れぶすまの夜寒に思案もなく、有る程のものを悉く売り尽して露の命を細〻と繋いでゐたが
名工出世譚 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)