おひめ)” の例文
ヱマルソン言へる事あり、尤も冷淡なる哲学者といへども、恋愛の猛勢に駆られて逍遙徘徊せし少壮なりし時の霊魂が負ふたるおひめかへす事能はずと。
厭世詩家と女性 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
我はその後善き王テバルドのしもべとなりてこゝにわがつとめをはづかしめ、今この熱をうけてそのおひめを償ふ 五二—五四
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)