“おしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
押寄58.8%
推寄29.4%
押襲11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浪打際なみうちぎは綿わたをばつかねたやうなしろなみ波頭なみがしらあわてて、どうとせては、ざつと、おうやうに、重々おも/\しう、ひるがへると、ひた/\と押寄おしよせるがごとくにる。
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
また政庁に推寄おしよせる女壮士をんなさうしのさけび声……
心の姿の研究 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
魏の大軍が呉へ押襲おしよせてくるとの飛報は、噂だけにとどまった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)