“おしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
和尚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また同じ二十九日には、菩提所ぼだいしょ円同寺に石水和尚おしょうを訪ねて、自分の法名を乞い、見竜院徳翁収沢居士とつけられたということです。
謎の女は和尚おしょうをじっと見た。和尚は大きな腹を出したまま考えている。灰吹がぽんと鳴る。紫檀したんふたを丁寧にかぶせる。煙管きせるは転がった。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あんな和尚おしょうを番になんぞ、つけて置きはしないけれど、だから、かえって、一生、おまえさんの目はおてんとさまを見られないのさ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)