トップ
>
おきみやげ
ふりがな文庫
“おきみやげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
置土産
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
置土産
(逆引き)
最後に——トム公が跳んで降りたすがたを認めると、大胆なる馭者は、びしりッと
置土産
(
おきみやげ
)
にひと鞭くれて、
谷戸橋
(
やとばし
)
のたもとで、ぽんと、地上へからだを交わした。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬢
(
びん
)
の
乱
(
ほつれ
)
を、うるさそうにかきあげしその
櫛
(
くし
)
は吉次の
置土産
(
おきみやげ
)
、あの朝お絹お常の手に入りたるを、お常は神のお授けと喜び上等ゆえ
外出行
(
よそゆ
)
きにすると
用箪笥
(
ようだんす
)
の奥にしまい込み
置土産
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
……さん子さん、
一寸
(
ちょっと
)
唄
(
うた
)
つてお
遣
(
や
)
り。
村方
(
むらかた
)
で真似をするのに、いゝ手本だ。……まうけさして
貰
(
もら
)
つた
礼心
(
れいごころ
)
に、ちゃんとした
処
(
ところ
)
を教へてあげよう。
置土産
(
おきみやげ
)
さ、さん子さん、お唄ひよ。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
おきみやげ(置土産)の例文をもっと
(15作品)
見る
“おきみやげ”の意味
《名詞》
来訪者が去る時に置いていく贈り物。
故人や前任者が残していったもの。
(出典:Wiktionary)