“おおわだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大和田50.0%
大曲16.7%
大海16.7%
大輪田16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野広小路ひろこうじ黒門町のうなぎや大和田おおわだは、祖母に金のことで助けられていたので、その日も私たち子供に、最大公式の鹵簿ろぼを拝観させようと心配してくれた。
即ち大曲おおわだの水が人恋しがって、人懐かしく、よどんでいるけれども、もはやその大宮人等に逢うことが出来ない、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「オホワダ」をば大海おおわだ即ち近江の湖水全体と解し、湖の水が勢多せたから宇治に流れているのを、それが停滞して流れなくなるとも、というのが
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
視野を、清盛が経営した大輪田おおわだとまりの築港にまで馳せて、そのころの「福原京」の屋並や交通路などを、いまの神戸市の上においてみる。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)