“おおうみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大海81.8%
大洋18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一九〇六年に出た Time and the Gods のうちの予言者が云ってる——大王よ聞きたまえ、地に一つの河あり大海おおうみにそそぐ、その水は無限の中をさかまき流れ
ダンセニーの脚本及短篇 (新字新仮名) / 片山広子(著)
大海おおうみに島もあらなくに海原うなばらのたゆとう波に立てる白雲」という万葉の歌に現われた「大海」の水はまた爾来じらい千年の歳月を通してこの芭蕉翁の「荒海」とつながっているとも言われる。
俳句の精神 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
月や太陽が絶えず東から西へ廻るにつれて地球上の海面の高くふくれた満潮みちしおの部分と低くなった干潮ひきしおの部分もまた大体において東から西へ向かって大洋おおうみの上を進んで行きます。
瀬戸内海の潮と潮流 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
コラムが言った「おお大洋おおうみの魚たち、お前らの王は誰か」
魚と蠅の祝日 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)