“おおさかずき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大盃50.0%
大杯33.3%
大盞16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とはいえ、その冗談は、大盃おおさかずきになみなみと注いだすばらしいホックハイム葡萄酒ぶどうしゅでいつも威勢をつけられた。
胸当むねあてにつづけたる白前垂まえだれ掛けたる下女はしため麦酒ビールの泡だてるを、ゆり越すばかり盛りたる例の大杯おおさかずきを、四つ五つづつ、とり手を寄せてもろ手に握りもち
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
御意にございます、格別のお馴染で有難う存じます、酒をったかえ、禁ちました、そんなら屠蘇を飲め、殿様から拝領の松竹梅の大盞おおさかずきで飲め、己がいで遣ろう
金森さまへ主人のだいとして年礼ねんれいに参りまして、御馳走にお屠蘇とそが出ましたが、三合入の大盞おおさかずきで目出度く祝せというので、三杯続けたから三三が九合で、あとは小さいお盞と云われたが