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おうてい
ふりがな文庫
“おうてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
押丁
66.7%
王定
8.3%
王庭
8.3%
王廷
8.3%
王鼎
8.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
押丁
(逆引き)
或る夕方、女房は
檻房
(
かんぼう
)
の床の上に倒れて死んでいた。それを見附けて、女の
押丁
(
おうてい
)
が抱いて寝台の上に寝かした。その時女房の体が、着物だけの目方しかないのに驚いた。
女の決闘
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
おうてい(押丁)の例文をもっと
(8作品)
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王定
(逆引き)
使者は腹心の
王定
(
おうてい
)
という者だった。日かずもまたたく、彼は帝都
開封
(
かいほう
)
東京
(
とうけい
)
の
汴城
(
べんじょう
)
に着いた。だが、宮内府の一門にたどり着くやいな、気のゆるみでか、気絶してしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おうてい(王定)の例文をもっと
(1作品)
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王庭
(逆引き)
パッと両方の口からとびだした蛾次郎と竹童とは、
王庭
(
おうてい
)
に
血戦
(
けっせん
)
をいどむ
闘鶏
(
とうけい
)
のように、ジリジリとよりあって、いまにもつかみ合いそうなかたちをとった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おうてい(王庭)の例文をもっと
(1作品)
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王廷
(逆引き)
幕府が何ものだ! あれは
王廷
(
おうてい
)
の番頭で、番頭でありながら、主家をないがしろにし、民税をくすね、巧妙な組織のもとに、十余代二百幾年、ていよく栄華をぬすんできた悪の府ではないか。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おうてい(王廷)の例文をもっと
(1作品)
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王鼎
(逆引き)
秦郵という処に
王鼎
(
おうてい
)
という若い男があったが、至って慷慨家で家を外に四方に
客遊
(
かくゆう
)
していた。その王鼎は十八の年に一度
細君
(
さいくん
)
を迎えたことがあったが、間もなく病気で亡くなった。
蘇生
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
おうてい(王鼎)の例文をもっと
(1作品)
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