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押丁
ふりがな文庫
“押丁”の読み方と例文
読み方
割合
おうてい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうてい
(逆引き)
押丁
(
おうてい
)
がそれを広い糺問所に連れ込む。一同待合室で待たせられる。そこでは煙草を呑むことが禁じてある。折々眼鏡を掛けた老人の押丁が出て名を呼ぶ。
破落戸の昇天
(新字新仮名)
/
フェレンツ・モルナール
(著)
或る夕方、女房は
檻房
(
かんぼう
)
の床の上に倒れて死んでいた。それを見附けて、女の
押丁
(
おうてい
)
が抱いて寝台の上に寝かした。その時女房の体が、着物だけの目方しかないのに驚いた。
女の決闘
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「あの差押えた品を渡せ」と云うや否や、
押丁
(
おうてい
)
はおれに例の紙包みを持って来て渡した。
襟
(新字新仮名)
/
オシップ・ディモフ
(著)
押丁(おうてい)の例文をもっと
(8作品)
見る
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
丁
常用漢字
小3
部首:⼀
2画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押遣
押戴
押着
“押丁”のふりがなが多い著者
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
オシップ・ディモフ
ヘルベルト・オイレンベルク
福田英子
フェレンツ・モルナール
泉鏡花
太宰治