“おうせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
応戦50.0%
横線50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
署長がピストルで応戦おうせんした。起きあがったが、けり倒されてピストルをうばわれ、手をあげて家のほうへ歩きだしたが、ピストルを取り返そうとして射ち倒されてしまった。
あまりの口惜くやしさに、咲耶子さくやこはさらに再三再四、胡蝶こちょうじんを立てなおして、応戦おうせんをこころみたが、こなたでほのおの陣をしけば、かれは水の陣を流して防ぎ、その軍配ぐんばい孫呉そんご化身けしんか、くすのきの再来かと
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それだけのはなしさえもなかなか尽きるものではない。一より九に至るの数を九格正方内きゅうかくせいほうないに一つずつ置いて、縦線じゅうせん横線おうせん、対角線、どう数えても十五になる。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
金額は八万八千円、横線おうせん入りで、社長の自署じしょになっていた。
冠婚葬祭博士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)