“うつこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
欝乎50.0%
鬱乎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一面の琉球りうきう藺は伐採ばつさいを受けざる為め茸々しやう/\として沼岸に繁茂はんもし、沼辺の森林しんりん欝乎うつことして水中にえいじ、翠緑すゐりよくしたたる如く、燧岳の中腹は一帯の雲烟うんえんとざされ夕陽之に反照はんせうす、其景の絶佳ぜつかなる
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
山川さんせん相繆あひまとヒ、鬱乎うつこトシテ蒼々そうそうタリ、此レ孟徳ガ周郎ニくるしメラレシトコロニアラズヤ……
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)