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うちほほえ
ふりがな文庫
“うちほほえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
打微笑
91.7%
打頬笑
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打微笑
(逆引き)
ただ伏拝むと、
斜
(
ななめ
)
に
差覗
(
さしのぞ
)
かせたまうお姿は、
御丈
(
おんたけ
)
八寸、雪なす卯の花に袖のひだが
靡
(
なび
)
く。白木
一彫
(
ひとほり
)
、群青の
御髪
(
みぐし
)
にして、一点の朱の唇、
打微笑
(
うちほほえ
)
みつつ、爺を、銑吉を、見そなわす。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金岡
(
かなおか
)
の
萩
(
はぎ
)
の馬、
飛騨
(
ひだ
)
の
工匠
(
たくみ
)
の
竜
(
りゅう
)
までもなく、電燈を消して、
雪洞
(
ぼんぼり
)
の影に見参らす雛の顔は、実際、
唯
(
と
)
瞻
(
み
)
れば
瞬
(
またた
)
きして、やがて
打微笑
(
うちほほえ
)
む。人の悪い官女のじろりと横目で見るのがある。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちほほえ(打微笑)の例文をもっと
(11作品)
見る
打頬笑
(逆引き)
とさりげなく
打頬笑
(
うちほほえ
)
む。これに心を安んじたか、お雪もやや色を直して
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちほほえ(打頬笑)の例文をもっと
(1作品)
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