“うだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宇内93.5%
優陀夷3.2%
鄔陀夷3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずくんぞ宇内うだいの形勢を洞察して武備主義を一変して生産主義となし、貴族社会を一変して平民社会となすの端緒をひらくを要せんや。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
浄飯王じょうぼんおうが狩の道にて——天竺てんじく天臂城てんぴじょうなる豪貴の長者、善覚の妹姫が、姉君矯曇弥きょうどんみとともに、はじめてまみゆる処より、優陀夷うだいが結納の使者に立つ処、のちに、矯曇弥が嫉妬しっとの処。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『根本説一切有部毘奈耶』に、仏の弟子鄔陀夷うだい人相学にくわし、舎衛城内を托鉢して婆羅門居士の家に至り小婦を見、汝の姑は如何いかんと問うと、兎が矢にあたったように暴悪だと答う。