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うすぐも
ふりがな文庫
“うすぐも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薄雲
71.4%
薄曇
23.8%
微曇
4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄雲
(逆引き)
おおらかに張り渡した傾斜のうえにはおたまじゃくしに似た
薄雲
(
うすぐも
)
がちらちらと散らばって、如何にも
朝明
(
あさけ
)
の風を思わしめる。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
うすぐも(薄雲)の例文をもっと
(15作品)
見る
薄曇
(逆引き)
生憎
(
あいにく
)
野末の空少し
薄曇
(
うすぐも
)
りして、筑波も野州上州の山も近い
秩父
(
ちちぶ
)
の山も東京の影も今日は見えぬが
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
うすぐも(薄曇)の例文をもっと
(5作品)
見る
微曇
(逆引き)
東京
小石川
(
こいしかわ
)
の某町に、
葛西
(
かさい
)
と云って、もと幕臣であった富裕な家があって、当主の
芳郎
(
よしろう
)
と云うのは
仏蘭西
(
フランス
)
がえりの少壮民権家として、先輩から望みを
嘱
(
しょく
)
されていた。
微曇
(
うすぐも
)
りのした風の無い日であった。
赤い花
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
うすぐも(微曇)の例文をもっと
(1作品)
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