“いぬごや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
犬小屋66.7%
犬舎16.7%
犬小舎16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまこの岩窟がんくつ説明せつめいするに、もつとかいやすからしめるには、諸君しよくん腦裡のうりに、洋式ようしき犬小屋いぬごやゑがいてもらふのが一ばんだ。
屋外そとでは、はげしく吹き荒れている風が窓をゆすぶり、しぶきはその窓硝子を騒々しく叩いて、ときどき犬舎いぬごやの方から犬どものウウと唸る声が聞えた。
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
彼奴きゃつ等が巨大おおきな体で打突ぶっつかるものだから、犬舎いぬごやが今にもはち切れそうな音がする。
犬舎 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
馭者のセリファンは厩舎きゅうしゃの方へ馬の始末をしに行き、従僕のペトゥルーシカは、まるで犬小舎いぬごやのような、いやに薄暗い小さな控室ひかえしつのなかを取りかたづけはじめたが