トップ
>
いたどり
ふりがな文庫
“いたどり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
イタドリ
語句
割合
虎杖
91.7%
板取
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
虎杖
(逆引き)
春の遅い甲州路も三月という日足は争われず、
堤
(
つつみ
)
には
虎杖
(
いたどり
)
が
逞
(
たくま
)
しく芽をぬき、農家の裏畑、丘つづきには桃の朱と麦の青が眼に鮮やかだ。
無頼は討たず
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
漆の木、淡竹、
虎杖
(
いたどり
)
、姫
日向葵
(
ひまわり
)
の葉、そうした木草の枝葉が強い風に掻きまわされ、白い縄のような雨水に洗われて物凄かった。
変災序記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いたどり(虎杖)の例文をもっと
(44作品)
見る
板取
(逆引き)
先頭部隊は、なお行軍をつづけ、夜のうちに、二里余の先、脇本まで進出すべしと命ぜられ、後方部隊は、中軍からほぼ同距離の
板取
(
いたどり
)
に
駐
(
とど
)
まったから、首尾およそ四、五里にわたる夜営陣であった。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鯉七 当国には、
板取
(
いたどり
)
、
帰
(
かえる
)
、
九頭竜
(
くずりゅう
)
の
流
(
ながれ
)
を合せて、日野川の大河。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いたどり(板取)の例文をもっと
(4作品)
見る
“いたどり”の意味
《名詞》
イタドリのひらがな表記。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
すかんぽ
イタドリ