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いくめぐ
ふりがな文庫
“いくめぐ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾巡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾巡
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は、
午前
(
ごぜん
)
のうちに
出
(
で
)
かけ、
多
(
おお
)
くの
人
(
ひと
)
たちとともに、
列
(
れつ
)
をつくって
並
(
なら
)
んだが、その
長
(
なが
)
い
列
(
れつ
)
は、えんえんとして、さながら
長蛇
(
ちょうだ
)
のごとく、
運動場
(
うんどうじょう
)
の
内側
(
うちがわ
)
を
幾巡
(
いくめぐ
)
りもしたのであります。
心の芽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
利三は
紙燭
(
ししょく
)
を持って先に立つ。
幾巡
(
いくめぐ
)
りする廻廊の長い間行き合う人もない。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして縁づたいに
幾巡
(
いくめぐ
)
りしてようやく評定の間へもどって来た。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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